お地蔵さんふたつ
2009/08/10
こんなふうに、いつのまにか東京巣鴨の『とげ抜き地蔵』は有名になっていた。
でも生まれてから知る限り、その賑わいは変わらないように思う。
ご近所さんだったので、何かにつけては、お地蔵さんまいり。というより、4の日、市がたつ雑踏が好きだったので、嫁にいくまでは、少なくとも月3回は、足を運んでいた。
せんべい屋、だんご屋、食器屋、つけもの屋、うなぎ屋、下着屋、くつ屋、うどん屋、あめ屋・・・私がのぞいていく店は、今も昔も変わらない。
ゴールが高岩寺。
そこの本殿におりやるのではなく、外の行列をなして、ごしごしみがいてもらっているのが、”シンボル”のお地蔵さんなのだろうか?50年以上見てきて、初めて”深~く”考えた。
銀座のデパートの屋上にも、お地蔵さんがおりやった。
開運、出世、延命、商売繁盛にきくという、その名も『出世地蔵』。
明治大正昭和と、縁日の賑わいはたいしたものだったらしい。
銀座だもん、さもありなん。
ふたつのお地蔵さんには、日頃のお礼と、同じお願いをしてきた。
今年の後半戦、”勝負”がかかっているのよ。
困ったときの神頼み、です・・・