ファミリー餅つき
2010/12/23
姑あらんだまばーちゃんからのお誘い。というより、ご命令。
施設に入っている隣家のおばが、体調不良で正月帰れないことをいいことに、餅はおろか、すべて”手抜きの正月”を決め込んでいたのに・・・。
よく考えてみたら、頼りのもう一人の嫁(私からすると義姉)が大手術のあとで動くのが難儀。息子たち(夫も含む)はあてにならない。孫たちは、車いすの母親(ばーちゃんの娘)や子を連れてきて、手伝いどころじゃない。
ご指名とあらば仕方ない。
エプロンと、ご所望のうちの畑の大根持って、いざ出陣。
ばーちゃんちの餅つき機は、一度に2升の米を炊いて、つき上げる。所要時間1時間。
それを4回する。
宮崎は、つきあがった餅をまるめる。それは人力。
4歳のひ孫の出番となるが、小さい手でこねくり回したお餅は、形も様々、鼻汁やよだれや”あやしげな栄養素”が含まれ、食すには少々勇気がいる。
まるめるのもたいへんなので、途中からはビニール袋に入れたのしもちに仕様を変える。
あんこもちも作った。
さつまいもを2キロふかして、少量のもちと合わせ、こねこねして、ねりくり(これはうまいっ!)
肝心のお供え餅は、元旦にはカビることを理由に、なし!
大勢で、わいわいがやがや。
途中お昼ご飯の支度や、三時のおやつなども含め、終了時間は午後4時半。
「ばーちゃん、今日は楽しかったねえ」と、しみじみひ孫が言ったそうだ。
「二日かかるかと思っていたけど、あんたのおかげで、はや~く終わったが」
とお誉めの言葉と、本日の日当であるお餅の数々を頂戴した。
庭にあった千両ももらって、ちょっとだけ、”手抜きしない正月”ができそうになってきた。