三ヶ所神社
2010/10/02
延岡に戻って夕飯食べるには早いし、と思っていたら、夫が「五ヶ瀬に行こう」という。
ならば、五ヶ瀬で一番有名な、三ヶ所(さんがしょ)神社へ、いざゆかん。
「神社は、正面から挨拶をして入るもの」が親の教えなのに、駐車場がわからず、道なりにすすんでいったら、いきなり神社の真横にでた。
参拝客は、だ~れもいないし、車置いてお参りしようとしたら、社務所から首を出している女の人がいる。
「すみませ~ん、駐車場探していたら、ここまできちゃって、止めさせてくださ~い」
にこにこして出てきたそのかた、待ってましたとばかり、(お願いしてないのに)案内役をかってでた。
普段入れないであろう本殿外側の彫刻を見せていただく。狛犬、龍、麒麟、海馬、夫婦石、象・・・。見事!の一言につきる。
外回りから見渡すと、史記に出てくる話が、板の両面で描かれている。
ご祭神はイザナギ、イザナミ、ニニギノミコト、サルタヒコだが、神さまがたのことより、すばらしい彫刻や、耐震に配慮した構造に目を奪われる。
作った人は、腕も確かだが、教養のあるひとなのだろう。
賽銭箱のわきに『海馬守』が。よく気がついてくださったと、説明がはじまる。
本殿の彫刻にあった「海馬」にちなみ、脳の海馬(記憶に関わる)を守るお守りとしたそうだ。
それを聞いた夫「ボケ防止か。なら、あちこち配らにゃいかん。ばーちゃん、おばちゃんたち、おまえのおやじとおふくろ、横浜での仕事仲間たち、おれたち。しめて10個だな」
ひえ~
10000円も払った!
皆様にお守りを渡すとき、ありがた~く、おでこに貼っておくように、と言い添えました・・・。