霧島東神社
2009/06/16
整理がつかなくなったときは、神社参りに限る。
ということで、ちょっと格の高い霧島東神社、に行って来た。
鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島六社権現(今は五社。霧島神社、東霧島神社、狭野神社、霧島東神社、霧島岑神社)の中のひとつである、霧島東神社は、神社だけど、平安時代に開いた性空上人は、天台宗の修行の地としたもの。
神仏習合の霊場であり、修行者が最盛期は360人もおったというが、私が行ったときは、参拝客ひとっこひとりいません。人影もまったくなし。
もっとも、ものすごい山奥にあるので、街中にある宮崎神宮のように、すすす、とこられないもんね。
ご祭神は、神々の大御所の面々、イザナギノミコト、イザナミノミコト、ニニギノミコト、アマテラスオオミカミ。
風格のある社のしつらえ、バックヤードが高千穂峰、眼下に見下ろす御池(みいけ)、というロケーション、すべてあわさり、目を閉じて心を無にすると、おつむのなかで、こんがらがっていた事柄が、糸がほどけるように、流れていく。
大丈夫よ、大丈夫よ、と、おおらかな笑みにつつまれたような気がした・・・。