道端に咲く黄色い彼岸花

2010/10/09

道端に咲く黄色い彼岸花.jpg子供のころ、彼岸花といったら、赤。
毒があるから、さわっちゃだめ。と祖母から言われていた。
きれいな花には、毒がある、というから、そういうものだと信じていたが、毒があるのは、球根だそうな。
でも漢方では、薬に転じて処方したというから、まさしく毒をもって毒を制するか。
彼岸花が、畑や田んぼのあぜ道に多くみかけるのは、モグラやねずみよけ、とも聞いた。
そのうち、白の彼岸花も見かけるようになった。
亡くなった舅は、彼岸花を仏壇や墓に供えるのを嫌った。
大輪だし、赤と白で、華やかで仏様が喜ぶかと思うのだが、花言葉の「悲しい思い出」を知っていたのだろうか。
舅に教えてもらいたかったこと、それも含めてたくさんがあるが、今となっては叶わぬ夢。
最近は、黄色い彼岸花もよく見かけるようになった。
最初その存在を教えてくれたのは、近所でも極め付きの難しいおばさん。
なぜか、「うちに咲いているから、見においで」と声をかけてくれた。
なんか叱られるのではないか、とびくびくしながら、お宅を訪問したら、5、6本咲いている美しい黄色の彼岸花のまえで、にこにこして立っていた。
ただ私に見せたかっただけだった。
今彼女は、息子さんの手厚い介護の元にあるという。