黒貫の高屋神社

2008/01/27
黒貫の高屋神社.jpg日本書紀や古事記に登場する、古代国家統一したとされる景行天皇は、妃とされる方あまた、御子にいたっては男女80人!という豪傑であらせられる。
その景行天皇は日向の国にこられ、6年ぐらいおられたらしい。
お住まいとされた神殿は、高屋。
ところが”高屋”は、西都市にひとつ、宮崎市にひとつある。
我が家の裏山をずーっと抜けていくと、高屋温泉にたどり着く(はず。今はたぬき道しかないけど)。
つまり、うちの近くに高屋神社はあった。
地図を見ながら車を走らせたら、毎日毎日10年以上通勤している道筋にあるじゃないの!
それも、大きな字で”高屋神社”とかかれている。
てっきり、”村の鎮守の神様”程度かと思っていた。
階段を上がる.jpg神社の前にたつと、人影はもちろん、神影も感じられない。
社のまわりには、ごみがちらばり、建物の下には、掃除用具が投げ込まれている。
鹿野田神社に行ったときも感じたが、村でささえていたものが、消えかかっているような気がする・・・。