ケヴィン・コスナーと話したい

2006/12/20
語学の上達は、動機が不純なほど上達するといいますが、30歳に手が届くころ、米国俳優ケヴィン・コスナーに寝てもさめても傾倒し、”もしケヴィンに誘われてお食事することになったら、I love you だけでは会話がもたない。もっとお話できるようになりたい”と本気で英語の勉強を始めました。
当時、愛知県で最強の主婦の英語勉強会を主催していらした青山静子さんの本や講演に感動し、通訳をめざすかと望みはどんどん膨らんでいきます。学生時代、英語は墜落間近の超低空飛行。しかし、ケヴィンと話すぞという不届きな動機は、私のやる気をおもいっきり引き出してくれました。
・・・でもやめました。というより通訳は向いていないことがわかったからです。
当時現役の通訳をやっていた友達が「あんた絶対向いてない。通訳というのは人と人との間に入って、相手にわかりやすく、かつビジネスがうまくいくよう伝えるのが役割で、黒子なのね。あんたは、んにゃ、そら違う。私はこう思うって自分でしゃしゃり出て、意見言っちゃうでしょ。そういうのは通訳ではなく、通訳してもらう人なの」
実にごもっとも。仰せのとおりでございます・・・。
まあ続けてやっていても、通訳になれるほどの才能はありませんでした。でも、日本語だけでなく、英語を通して得ることが出来た知識は、私に楽しみごとを増やしてくれました。
で、肝心のケヴィン・コスナーですが、美人の奥さんと離婚したとたん、急速に興味なくなってしまいました。