バラ風呂

2007/05/25

アルベルティーヌ ご近所から見事なバラの鉢植えをいただいた。
バラの名は『アルベルティーヌ』 淡いピンク色で、上品な香りがとても美しい。
日が経つにつれて、これでもかこれでもかと、毎日咲き乱れ状態。ありがたいような、もったいないような、もう少し控えてほしいような・・・。
いただいたお宅の女の子、まいちゃんが「うちではその花びら、お風呂にいれるよ」って!
それってまるで”クレオパトラ”じゃないのっ!!!うふっ!
待望のバスタ~イム!
ボールに少ししんなりしかけた花びらを山ほどとって来て、花咲かじいさんのように、ぱあ~っとバスタブにばらまいた。その麗しさ、湯気とともに立ちのぼる甘い香り・・・なんてステキなの!
バラ風呂 とその時、はっと、とんでもないことに気がついた。
頭洗ったり体洗ったりするとき、花びらがおけの中に入って、じゃまになる。体洗ってから、いれればよかった・・・。
案の定、頭洗っても、体洗っても、花びらが体のどこかにくっついて、ちっとも”ラグジュアリータイムのクレオパトラ”にならない。いらいらいらいら・・・。
ようやく湯船に身を沈めた。手足を伸ばし、ふわっとしたやさしい香りが思考を停止させる。あ~この幸せ。花びらってお湯に沈まないのね・・・。
とその時、ずずんと、とんでもないことが頭をよぎった。
この花びらの後始末、どうするのよ。
我が家にいるもう一名を思い浮かべたが、それがやってくれる訳はない。いつものとおり、栓抜いて、お湯落して、花びらもじゃあね、バイバイってなこともできない。
おちおち湯船に浸かっていられなくなった。もう”クレオパトラ”どころではない。
”湯婆婆のところの千”を、風呂洗いとして雇っていないといけなかった・・・。
かくして女王様は風呂を出るやいなや、掃除のおばさんと化し、ざるでせっせと花びらをすくうのでありました・・・。