米を食べる

2007/10/26
さーふぁーゆうちゃんちからいただいたお米 うちのスタッフさーふぁーゆうちゃんちから、たくさんお米をいただいたのと、NHKの番組『日本のこれから』というテーマで『お米』についてやっていたことから、一考察。
子供のころ、朝、パン食の友だちの家がうらやましかった。
うちはご飯、味噌汁、焼き魚、酢の物、ひじきの煮物、漬物、納豆、卵など、旅館の朝ごはんの定番みたいなのがぞろりと出てくる。今にして思えば、専業主婦の母がいたからこそ出来た、手間のかかる”究極のヘルシーメニュー”なのだ。そのころは、パンもスパゲティも学校給食以外、家ではめったにお目にかからなかった。
今の私のライフスタイルでは、忙しすぎて、ご飯のおかずをあれこれ作るのは、とうてい無理。パン、スパゲティ、ピザ、外食、こだわらない。
だから、お米の消費は、ずいぶん少なくなった。
宮崎の田舎に引っ越してきて12年、来たころは、何かしら田でも畑でも作っていて、整然としていたが、今は草ぼうぼうのところが本当に増えた。高齢化や後継者がいないから。
米の消費は減り、作り手はいなくなり、値段は下がり、国土の保全は不安がつのり・・・
この時期いただくことの多いお米。でも、白いつぶの向こう側には、たくさんたくさん、おいしくない問題がかくれているのよ。