新人教育

2010/10/13
仕事で目下、心血注いでいるのは、新人の教育。
いかに早く、能力を引き出し、ひきあげるか。
うちの描いたプラント関係の図面は、建築に携わっている人、工場で製作に携わっている人、設計に携わっている人、はては国の機関の関係者まで見る。
ベテランが描こうと、新人が描こうと、外からみたら、わからない。
だから、毎日が勝負になってくるのだ。
この仕事を始めたころ、言われた。
「これからは、何につけ、素人が増えてくる。素人が見てもわかる図面を描いてくれ」
3Kの現場では、どんどんプロが減っているからね。
まずは、”型”を習得させる。
こういうときには、このように描く、と当社の流儀を教え、自己流は封印させる。
どうしてそう考えたか、必ず説明できるようにしておく。
研修生であろうと、説明責任は伴う。
1ジョブ終わったら、反省と問題点の洗い出し。
同じ轍は踏まない。
そして、毎朝ミーティングで、社長や私の仕事に対する取り組みを、繰り返し繰り返し、教える。
3カ月後、6カ月後、1年後、劇的に本人も会社も成長するであろうことを信じて・・・。