人の心のざわざわを曲にすると

2009/10/01

篤姫CD.jpgちょいとテレビをつけたら、鹿児島の桜島が映っていた。
眼鏡をかけた青年と武田鉄也。
バックミュージックは『篤姫のテーマ』
誰この人?
やがて、ホテルの一室におかれた電気ピアノで、この青年が弾きはじめた。
彼の名は、吉俣良。
昨年のNHK大河ドラマ『篤姫』の音楽担当。
ドラマの内容やせりふ・演出もさることながら、ちりばめられた、小さい宝石のような曲たちが忘れられなかった。
きっと人生を知り尽くしたような、初老の男性が作っているのだと思っていたのに。
彼は、篤姫だけではない、誰もが味わう心のざわざわ・・・身を引き裂くような悲しみ、ささやかな喜び、前が見えない苦しみ、手のひらで包まれるような暖かい嬉しさ、なぜなぜという怒り・・・を、つむげる人かあ。
あのたゆたゆした曲にひたってみたいと、2枚組みのCD買って、
曲たちに「守や守や(すやすや)」「野砂思砂(やさしさ)」「他意切(たいせつ)」「義苦捨九(ぎくしゃく)」「愉芽(ゆめ)」なんて、ステキな名前がつけられていることを知りました・・・