いもがらはごちそう

2009/08/16
かっぱが傘に使いそうなおおきな葉を、炎天下にひろげているのは、いもがら。
”いもがら”というからには、土の下に芋でもありそうな感じだけど、知る限り、掘り起こしたことはない。
ムカデにさされたとき、くきから出る汁をつけてもらった。(効いたかどうかは・・・)
食べるところは、くき。
くきを根元からさくっと包丁で切ると、なかは涼やかなスポンジ状になっている。
くきからにじむ汁を白い服につけると、ピンクに染まるので、気をつけながら、皮をむく。
薄く切ったのと、厚ぼったく切ったのを分けて水に浸す。
薄いのは、酢味噌で食べるか、塩もみして、わかめやじゃこと酢の物。
厚いのは、あぶらげと煮物にする。
これが不思議とおいしい。
作りたても美味だけど、冷やして食べてもグー!
野菜が高いと聞くけど、庭や畑から調達したもので、とりあえず栄養はとれているようで・・・
庭のいもがら.jpg
下拵えしたいもがら.jpg