自分史講座を開催します

2019/08/14
生前整理&自分史活用アドバイザーテキスト

今日から、毎週水曜日は自分史講座を掲載していくことになりました。
担当するのは、池田パソコン塾の池田と申します。
40歳でパソコンと出会い22年目。
2014年に自分史活用アドバイザーの認定を受け、2016年生前整理アドバイザーを取得し『生前整理@みやざき』のメンバーとして活動中です。

生前整理のなかで、自分史は心の整理の部分に当たります。
人生の中で出会った多くの人たちとの思い出、ちょっとした出来事で人生が変わってしまったことも、楽しかったことも辛かったことも、あなたというひとりの人が生きてきた貴重な記録となります。

『記憶を記録に残す』をテーマに、自分史を一緒に書いていきませんか?

なぜ?「パソコン塾」が自分史なのかという疑問もあるかと思います。
小学2年生から90歳までの多くの方を指導しながら、開校当初は、企業にパソコンが入るということから、若い方たちが多かったのでパソコンでの効率化を指導していました。
しかし、せっかくこの時代にこのパソコンという記録を残す媒体に出会えたことで、もう少し別の活用方法がないかと考えていたこともありました。。
わたしも、決してパソコンが好きで始めたわけではないのですが、でもパソコンに出会えたからこそできることもたくさんあることも知ることができました。

その中で、一番は子供たちのアルバムがないというところから始まりました。
パソコンが一般的に普及し始め、写真もデジタル化となり、当たり前にあったアルバムという写真整理がいつの間にかできなくなってきている。
沢山の子供たちを教えながら、パソコンが壊れてデータがなくなり、アルバムすらない子供たちもいました。
デジカメ・スマホと手軽に写真を撮る機会は増えても、データ整理ができていなかったり、壊れてデータすらなくなっている人たちも増えてきました。

これからの長い人生の中で、自分の生まれてきたころや、親や祖父母の若かりし頃、自分にかかわった周りの人たちの記録がなくなっていくことは、60・70歳になった時に自分の人生を振り返るものがありません。
それらをどう防いでいくかということが、これからの時代の課題であるとの考えから、『未来ギフトアルバム』が生まれました。
そして、生前整理を学んで分かったことは、遺品整理で一番処分に困るのがアルバムだと聞き、これは何とかしなければ貴重な記録がなくなっていくとの危機感も募ってきました。

生前整理、自分のものは自分で片づける。
人生100年時代といわれていても、気力・体力・判断力・決断力があるうちでないとできないこともわかり、また予測できない事故や病気、認知症などの発症などを考えたら、それほど長い時間は残されていないこともわかってきました。

そこでちょうど、自分史活用推進協議会で9月に行われる”自分史まつり”で特別講演をされる野口悠紀雄氏の『超』自分史ガイドという本を手にすることができました。
初版は、1998年と20年も前に書かれていたものですが、この本を参考に少しずつ思い出を紐解いていく企画をたてましたので、気軽にお付き合いくださいませ。

自分史なんて今更書けないという方もいますが、過去を振り返りながらより良い未来をつくるためのツールとなります。
自分がわからなくなっても、これらの資料が周りの人を助けることになり、それが自分のためにもなります。
それはなぜか?

次回は、生徒さんでブログから本にされた方のお話を書く予定です。
お楽しみに!


未来ギフトアルバム

池田パソコン塾

マイベストプロ宮崎